使用器械の紹介
Moria EVO3e-M2 ケラトーム
フランスのモリア社のケラトームです。ケラトームは、角膜の表層を切りフラップを作製する器具です。いくつかの利点があり、今回、当院で採用しました。

正確な吸引とカッターの制御をするマザーユニット。エクステンションによりエピレーシック、レーシック、DSAEK等に対応する器械です。(当院ではDSAEKはしない)
1. 上方ヒンジである
ケラトームは、角膜表層を切りますが、一部切り残しを作り折り返します。この折り返す場所が角膜の上部なのです。上方ヒンジと呼びますが、手術後のずれが少ない方法であると思います。また、血管を切る可能性が低く出血が起こりにくいのも特徴です。
2. 薄く安定したフラップが作れる
100ミクロン以下の極薄のフラップが安定して作製できます。
3. 刃先が使い捨てである
洗浄して複数の患者さんに使用するのではなく、常に新品の刃先が使用できます。
4. エピレーシックにも対応できる
エピレーシックとは角膜の実質を切らず、激しいスポーツ選手にも勧められる方法ですが、エピレーシック専用のハンドピースがあり、安全な治療が可能になります。